昨日(2024年4月9日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):38946.5(-9.5)<-0.02%>
US100(米国100株価指数):18216.0(+79.0)<+0.44%>
US500(米国500株価指数):5224.2(+10.2)<+0.20%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
4月9日の米国株主要3指数は、US30はわずかな下落、US100とUS500は上昇しました。
本日に消費者物価指数(CPI)やFOMC議事録の発表を控えていることもあり、あまりはっきりとした値動きは現れませんでした。
決算発表を控えている銀行株などを手放す動きもありましたが、FRB関係者が「雇用情勢が今後大きく悪化すれば、早期利下げも考えられる」とコメントしたことは好感されました。
US500の参照先であるS&P500の主要な11セクターは、9セクターが上昇しています。
不動産が一番上昇し、金融が一番下落しました。
個別で見ていくと、ビットコインの下落を受けて、コインベース・グローバル / Coinbase Global, Inc.は5.5%、マイクロストラテジー / MicroStrategy Incorporatedは4.8%下落しています。
モデルナ / Moderna, Inc.は、メルク / Merck & Co., Inc.と開発する個別化癌ワクチンの早期臨床試験で前向きな反応があったため、6.2%上昇しています。
グーグルの親会社であるアルファベットA / Alphabet Inc. Aは、新たな人工知能向け半導体の計画を明らかにしたことで、1.1%上昇して時価総額が2兆ドルに近づきました。
エヌビディア / NVIDIA Corporationは2.0%下落しています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年4月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月10日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、下ヒゲが長く伸び、実体がほとんどない陰線が立ちました。
平均足は陽線を保っているものの実体がほとんどないため、目先の上昇の勢いは弱まっていることを示唆しています。
ただし200日移動平均線は右肩上がりなので、長い目で見ればまだ買い圧力があることも示しています。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインでサポートされて以降は、中期のレジスタンスラインに頭を押さえられるレンジ相場に移行しています。
ローソク足と平均足は複数回交差しており、目先の相場に方向感がないことがうかがえます。
上下のラインのどちらを抜けていくかに注目が集まります。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年4月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月10日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は下ヒゲを伸ばした陽線で引けました。
ローソク足の終値は平均足の実体と重なる位置にあります。
平均足は陽連中ですが、実体が短く、下ヒゲも長いため、目先のトレンドの勢いは減退していると考えられます。
平均足の上か下、どちらにローソク足が滞在するかで、今後の流れも変わってくる可能性が高いです。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインで反発後、ローソク足と平均足が何度も交差するレンジ相場に移行しています。
平均足が何度も転換しており、目先の方向感が失われていることを示唆しています。
直近では中期のレジスタンスラインを上に抜けて、短期のレジスタンスラインで押し戻されて取引を終えました。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年4月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月10日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、下ヒゲを伸ばす陽線が立ちました。
ローソク足の実体は平均足と重なるような位置にあるため、目先のトレンドの勢いは弱いことを示しています。
また、陽連中の平均足は実体が短く、下ヒゲも伸びています。
再びローソク足が平均足の上に出られるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれた領域での値動きに推移しています。
ローソク足と平均足が何度も交わって平均足の色も転換を繰り返しており、目先のトレンドは現れていないと判断できます。
直近では、中期のレジスタンスラインに頭を押さえられています。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年4月10日)の主な米国経済指標
10日(水)21:30(米国)3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
10日(水)21:30(米国)3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
10日(水)21:30(米国)3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
10日(水)21:30(米国)3月消費者物価指数(CPI)(前月比)
10日(水)27:00(米国)3月月次財政収支
10日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
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OANDA Lab編集部
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