昨日(2024年4月10日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は深夜に大きく円高も、戻す展開。
日中のユーロ円は方向感が乏しく横ばい、夕刻以降にやや円安の動きでした。
夕刻以降のドル円とユーロドルがともに上昇しており、この影響を受けた模様です。
夜に入るとユーロ円が急落し、日中の安値を大きく下抜けました。
米CPI(消費者物価指数)発表後にドル円が急騰した一方、それ以上にユーロドルが下落しており、これを反映したと考えられます。
急落後は円安に戻す動きを示したものの、前日終値に比べて円高で取引を終えました。
本日(2024年4月11日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月11日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、161円台前半から164円台後半にかけて、厚い買い注文があります。
現在値を含む範囲であり、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、164円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、165円台前半の売り注文が特に厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
また、163円台後半にも、厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年4月11日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、強い逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年4月11日7時のもの)
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は緩やかにマイナス幅を広げた後、夜にプラス圏に転じました。
ユーロはおおむねマイナス圏で推移し、夜にマイナス幅をやや広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年4月11日)の主な経済指標
21:15(ユーロ)ECB政策金利
21:30(米国)生産者物価指数(PPI)
21:45(ユーロ)ラガルドECB総裁会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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