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東京マーケットダイジェスト・11日 円もみ合い・株下値堅い

スポット
(11日15時時点)
ドル円:1ドル=152.97円(前営業日NY終値比▲0.19円)
ユーロ円:1ユーロ=164.32円(▲0.22円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0742ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:39442.63円(前営業日比▲139.18円)
東証株価指数(TOPIX):2746.96(△4.17)
債券先物6月物:144.53円(▲0.59円)
新発10年物国債利回り:0.850%(△0.055%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)         <発表値>    <前回発表値>
3月マネーストックM2 (前年同月比)    2.5%       2.4%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債           3464億円の取得超  1兆6605億円の処分超
対内株式            1兆7644億円の取得超  4416億円の処分超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は方向感がない。34年ぶりの高値水準とあって序盤から利益確定の売りが先行。政府・日銀による介入を期待した売りや本邦輸出企業の売りも観測され、一時152.76円まで下押しした。一方、押し目買い意欲も強く、一巡後は153円台を回復するなど下値は堅かった。
 なお、神田財務官からは「行き過ぎた動きにはあらゆる手段排除せず適切な手段をとる」、鈴木財務相からは「(為替市場について)過度な変動は好ましくない」などの発言が伝わった。

・ユーロ円も方向感に欠ける動き。総じてドル円につれた動きとなり、164.14円まで下落したものの、一巡後はショートカバーが入った。

・ユーロドルは小動き。東京市場での目立ったフローは見られず、総じて1.0740ドルを挟んで推移した。

・日経平均株価は続落。昨日の米国株式相場が下落した流れを引き継いで売りが先行し、一時500円超下落した。もっとも、売り一巡後は下げ幅を縮小。ドル円が34年ぶりの高値を付けたことで輸出関連株に買いが集まった。

・債券先物相場は続落。昨日の米国債券相場が大きく下落した流れを引き継ぎ、序盤から売りが優勢に。午後に入っても戻りは鈍く、一時144.42円まで下げ幅を広げた。


(越後)


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