先週金曜日(2024年4月12日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.714(+0.011)<+0.65%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日ぶりに上昇。
この日のNATGASはおおむね横ばいで推移し、価格の上昇幅はやや小幅にとどまりました。
材料待ちとの報道も見受けられます。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ12万8000の売り越しでした。
売り越し幅は4週連続で増加しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年4月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陽線となり、前日の大幅安に対し若干反発しました。
平均足は陽連する中で、支持帯として機能しローソク足を支えています。
3月28日の安値を底とする安値の切り上げが継続中です。
目先は、上昇が続き高値の切り上げに進むか、反落し底値に向かうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ジリ高が進む中で一時大きく下落したものの、反発して最終的には始値を上回る水準で取引を終えました。
取引後半の上昇で平均足は陽連し、ローソク足が平均足の上にあり、上昇継続を示唆しています。
10日の高値が天井となった後、安値の切り下げが続いています。
反落し安値の切り下げが継続するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、506基でした。
2月後半以降、稼働リグ数は500基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、109基です。
稼働リグ数が110基を下回るのは、今年初めてです。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で24bcf(10億立方フィート)増加し、2283bcfでした。
市場予想を超える増加であり、在庫水準は直近5年の平均値を大きく上回って推移しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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