昨日(2024年4月15日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.643(-0.071)<-4.14%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは反落。
米国の4月後半の気温は平年より高いと報道されており、これがNATGAS価格の下落要因だった模様です。
在庫水準の高さも、価格下落に寄与した可能性があります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年4月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は直近安値を割れる形で陰線を形成して下落しました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足を下に抜けつつあり、トレンド転換を示唆しています。
安値圏のレンジの中で、底値に向けて下落を始めています。
目先は、下落が進み底値を割れるか、レンジ内の値動きにとどまるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始から横ばいで推移した後、下落が進み反発することなく取引を終えました。
平均足は陰連して、ローソク足は平均足の下にあり、下落継続を示唆しています。
15日も安値を切り下げており、10日高値を天井とする下落トレンドが継続中です。
高値と安値の切り下げを伴う下落トレンドがいつまで続くか注目されます。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、506基でした。
2月後半以降、稼働リグ数は500基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、109基です。
稼働リグ数が110基を下回るのは、今年初めてです。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で24bcf(10億立方フィート)増加し、2283bcfでした。
市場予想を超える増加であり、在庫水準は直近5年の平均値を大きく上回って推移しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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