昨日(2024年4月15日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安だが深夜以降に戻す。
日中の豪ドル円は円安が進みました。
円が主要通貨に対して弱く、豪ドル円でも円が売られています。
その後はおおむね横ばいで推移し、深夜以降に円高に戻す展開でした。
豪ドル米ドルがドル高で推移しており、その影響を受けた模様です。
この動きは未明にかけて続いたものの、前日終値比で円安で1日の取引を終えました。
なお、神田財務官や鈴木財務相が発言し、円安に対して警戒している旨が報じられています。
本日(2024年4月16日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月16日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、99円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
しかし、99円台半ばから円安の範囲では、買い注文が薄いです。
円安の範囲で積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、100円台前半に、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、100円台半ばの売り注文も特に厚いです。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年4月16日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そしてポンドドルです。
相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルで、弱い相関関係だったのはドル円です。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年4月16日7時のもの)
直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は円です。
円は夜にかけてマイナス幅を広げ、その後はゼロ方向にやや戻す展開でした。
豪ドルはプラス圏で取引された後、未明にマイナスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年4月16日)の主な経済指標
11:00(中国)実質GDP(前年比)
15:00(英国)ILO失業率
18:00(ドイツ)ZEW景況感指数
22:15(米国)鉱工業生産指数(前月比)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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