昨日（2024年4月22日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：82.786（-0.059）＜-0.07％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
イスラエルがイランを攻撃した後、イランはイスラエルを再攻撃していません。
報復の連鎖が途切れた可能性があり、中東情勢の悪化について懸念が後退したと報じられています。
また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズによると、先週発表の米国内石油リグの稼働数は今年の最大値を記録しました。
稼働数の増加は生産量の拡大を示唆するため、これもUSOIL価格の下落要因だった可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年4月23日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年4月23日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
昨日のローソク足は反落しました。
一時は81ドル台まで下げましたが、大きく戻して最終的にわずかに下落した形です。
陽連していた平均足は陰線へと転換しており、売りに勢いが出ていることを示しています。
目先は、このまま節目の80ドルを目指して下落を続けるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
平均足に沿って下落していたローソク足は反発。
現在は平均足を明確に上抜いています。
平均足は陽線を形成しており、買いに勢いが出つつあることを示唆しています。
目先は、すぐ上に引かれている中期レジスタンスラインを上抜けられるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年4月19日時点の米国の原油リグ稼働数は511基で、前週の506基から5基増加しました。
2024年の原油リグ数は3月15日の週の510基が最大値でしたが、それを更新した形です。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年4月12日時点の原油在庫は前週比で273.5万バレルほど増加し、およそ4億5999万バレルです。
直近の原油在庫は増加を続けており、一般的に原油在庫の増加は原油価格にマイナスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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