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NY株式サマリー(22日)=ダウ253ドル高 S&P500、ナスダック総合が7日ぶりに反発

市場概況
◆ダウ平均: 38239.98 +253.58 +0.67%
◆S&P500: 5010.60 +43.37 +0.87%
◆NASDAQ: 15451.30 +169.29 +1.11%

 22日のNY株式相場は上昇。週内にメタ、マイクロソフト、アルファベットなどのハイテク・ジャイアントの決算発表を控え、先週大きく下落したハイテク株が買い戻された。ほか、イランがイスラエルとの紛争をエスカレートさせるつもりはないとしたことで中東情勢悪化懸念が和らぎ、原油や金が下落したこともインフレ高進懸念の緩和につながった。

 ダウ平均は一時、460ドル高まで上昇し、253.58ドル高(+0.67%)と3営業日続伸して終了。ゴールドマン・サックスが3%超上昇したほか、JPモルガン・チェース、アマゾン・ドット・コム、マクドナルド、セールスフォースなども1%超上昇した。先週まで3週続落し、中期トレンドラインの100日移動平均線に接近したS&P500は0.87%高となり、先週5%超下落したナスダック総合も1.11%高で終了。ともに7営業日ぶりの反発となった。

 半導体株は軒並み高。先週14%近く下落したエヌビディアは4.35%高と大幅反発し、アーム・ホールディングスも6.79%上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.74%高と4営業日ぶりに反発した。S&P500の11セクターはITの1.28%高を筆頭に全11セクターが上昇。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の18.71ポイントから16.94ポイントに低下。センチメントも改善した。


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