昨日(2024年5月13日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):39413.5(-62.5)<-0.16%>
US100(米国100株価指数):18200.3(+46.5)<+0.26%>
US500(米国500株価指数):5221.0(+0.6)<+0.01%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
5月13日の米国株主要3指数は、まちまちの展開となりました。
US30は9営業日ぶりに下落しています。
この日は経済指標などの材料に乏しく、市場は利下げのタイミングを探るべく、15日(水)発表の消費者物価指数(CPI)に注目しています。
US500の参照先であるS&P500の主要な11セクターでは、上昇したのは情報技術など2セクターのみでした。
個別で見ると、アップル / Apple Inc.は、チャットGPTを手がけるオープンAIの技術を、iPhoneで使用する合意に近づいたとみられ、1.8%上昇しています。
今日の開発者会議で新たなAI関連機能を発表するとみられるアルファベットA / Alphabet Inc. Aは、0.3%上昇しました。
ゲーム販売のゲームストップ / GameStop Corp.は、ミーム株の火付け役となったキース・ギル氏が約3年ぶりにXへの投稿を再開したことで、74%の急上昇となりました。
他のミーム株も買われ、AMCエンターテインメント・ホールディングス / AMC Entertainment Holdings, Inc.は78%上昇、コス / Koss Corporationも36.7%上昇しています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年5月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、上ヒゲが長く伸びる陰線となり、連騰は8でストップしました。
平均足は陽連中で実体が長く、下ヒゲが短いため、ローソク足と平均足の位置関係も含めて大局は上昇トレンドと考えられます。
ただしローソク足と平均足の乖離があるため、一時的な押し目をつける可能性も想定され、その際はフィボナッチが目安になりそうです。
<1時間足チャート分析>
陽連中の平均足をともなう上昇トレンドが続いていましたが、中期のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれるレンジ相場に移行。
前日の値動きで中期レジスタンスラインをブレイクするものの、反落して中期サポートラインまで押し下げられました。
このときに更新された高値に、新たに中期レジスタンスラインが引かれています。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年5月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は1本前のローソク足の高値をわずかに超えられず、上ヒゲを伸ばして反落する陽線が立ちました。
平均足は陽連しており、実体が長く、下ヒゲがほとんどない強い形状です。
ローソク足との位置関係も含め、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
200日移動平均線が右肩上がりで、ローソク足より下にあることも確認できます。
<1時間足チャート分析>
前日に引き続き、長期レジスタンスラインに頭を押さえられる展開が続いています。
その間、ローソク足は平均足と何度かクロスしており、平均足も一時的に陰転しました。
その後、ローソク足と平均足はほぼ重なるような位置で、その日の取引を終えています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年5月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、1本前のローソク足の高値をわずかに更新するものの反落して、上ヒゲが伸びる短い陽線で引けました。
陽連中の平均足の実体は長く、下ヒゲは非常に短くなっており、上昇の勢いが強いことを示しています。
200日移動平均線が右肩上がりであるため、全体の流れは買い優勢と考えられます。
<1時間足チャート分析>
中期レジスタンスライン、サポートラインに挟まれた狭い領域を上下動する、レンジ相場が続いていました。
この間、ローソク足と平均足は何度も交差することで、平均足も複数回転換しています。
前日の値動きでレンジ上限をわずかに上抜けするも反落し、中期サポートラインまで下落しました。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年5月14日)の主な米国経済指標
14日(火)21:30(米国)4月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
14日(火)21:30(米国)4月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
14日(火)21:30(米国)4月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
14日(火)21:30(米国)4月卸売物価指数(PPI)(前月比)
14日(火)23:00(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
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OANDA Lab編集部
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