昨日(2024年5月15日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円はほぼ変わらず、わずかに円安。
豪州で1-3月期四半期賃金指数が発表され、市場予想や前回値を下回る結果でした。
発表直後の豪ドル円は円高だったものの、ほどなく切り返し、円安が進んでいます。
円安の動きは昼に止まり、その後は反落の動きが見られました。
ドル円が円高で推移しており、この影響を受けた可能性があります。
夜以降に円安に戻すと、最終的に前日終値比でほぼ変わらずで取引を終えました。
なお、日本では主要な経済指標は発表されていません。
本日(2024年5月16日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月16日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、101円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、101円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の可能性があります。
その一方、103円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、103円台後半から104円台後半にかけても、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン周辺やそれよりも円安の水準で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年5月16日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円とポンド円です。
ドル円とも相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのは、ユーロドルとポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年5月16日7時のもの)
直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを挟んで推移し、夕刻以降にプラス幅を広げました。
豪ドルはおおむねプラス圏で推移し、深夜にプラス幅を広げています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年5月16日)の主な経済指標
08:50(日本)1-3月期実質GDP(速報値)
21:30(米国)フィラデルフィア連銀景況指数
22:15(米国)鉱工業生産指数(前月比)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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