東京外国為替市場概況・17時 ポンド、買い優勢

市場概況
 22日午後の東京外国為替市場でポンドは買い優勢。4月英消費者物価指数(CPI)が予想比で上振れしたことを受け、全般にポンド買いが強まった。対ドルで1.2761ドル、対円で199.54円、対ユーロでは0.8512ポンドまでそれぞれポンド高が進んだ。なお、市場では「英インフレ鈍化が想定ほど進んでいないことを受け、年内2回の利下げも完全には織り込んでいない状況になっている」との声も聞かれた。

 ドル円は強含み。17時時点では156.40円と15時時点(156.30円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.44%台まで上昇したことを手掛かりに買いが入り、一時156.47円まで本日高値を更新した。

 ユーロ円も強含み。17時時点では169.81円と15時時点(169.70円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やポンド円などの上昇につれて169.93円の高値まで買われる場面もあった。

 ユーロドルは17時時点では1.0858ドルと15時時点(1.0857ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。1.08ドル台半ばでのもみ合いが継続。16時30分前に1.0850ドルまで本日安値を更新したが、昨日安値の1.0843ドルを試しにいく展開とはならなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.11円-156.47円
ユーロドル:1.0850ドル-1.0864ドル
ユーロ円:169.46円-169.93円

(岩間)


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