昨日(2024年5月22日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円はやや円安。
朝から昼にかけて、ユーロ円は円安トレンドでした。
ドル円が円安で推移しており、この影響を受けた模様です。
夕刻は一転して、円高方向に戻す展開でした。
ユーロドルが大きく下げており、これを反映したものと考えられます。
夜以降は横ばいに転じ、そのまま1日の取引を終えました。
なお、日本やユーロ圏の要人発言は特段伝えられていません。
また、日本で機械受注等が発表されたものの、ユーロ円に大きな反応はありませんでした。
本日(2024年5月23日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月23日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、170円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、167円台前半にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、168円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、169円台前半にも、特に厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年5月23日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関関係だったのは、豪ドル円、ユーロドルそしてポンドドルです。
豪ドル米ドルとも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年5月23日7時のもの)
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス圏に浮上する場面があったものの、おおむねマイナス圏で安定的に推移しました。
ユーロはややマイナスで穏やかに推移し、この傾向は未明まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年5月23日)の主な経済指標
17:00(ユーロ)ユーロ圏製造業PMI
22:45(米国)製造業PMI
22:45(米国)サービス業PMI
23:00(米国)新築住宅販売件数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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