NY株式サマリー(17日)=ダウがほぼ横ばい エヌビディアが続伸しナスダックが最高値更新

市場概況
◆ダウ平均: 39069.59 +4.33 +0.01%
◆S&P500: 5304.72 +36.88 +0.70%
◆NASDAQ: 16920.80 +184.76 +1.10%

 24日のNY株式相場は上昇。利下げ後ずれ見通しが重しとなったものの、好決算や強い見通しが好感されたエヌビディアが前日の9.32%高に続いて2.57%高と続伸し、AI関連株の上昇をけん引した。前日に605ドル安となったダウ平均は155ドル高まで上昇後、4.33ドル高(+0.01%)とほぼ横ばいで終了した一方、S&P500が0.70%高と3日ぶりに反発。ハイテク株主体のナスダック総合は1.10%高と3日ぶりに大幅反発し、終値で今年11回目の最高値更新となった。S&P500の11セクターはヘルスケア(-0.31%)を除く10セクターが上昇。コミュニケーション、ITが1%超上昇し、公益、素材、一般消費財も0.7%超上昇した。

 週間ではダウ平均が2.33%安と6週ぶりに反落した一方、S&P500が0.03%高とわずかながら5週続伸し、ナスダック総合は1.41%高と5週続伸した。

 米10年債利回りは前日の4.47%台から4.46%台に低下(価格は上昇)した。水曜日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が利下げに消極的なタカ派的内容だったことで早期利下げ期待が後退し、米10年債利回りは23日に一時4.498%まで上昇したが、この日は5月ミシガン大1年先期待インフレ率確報値が前月分の3.5%から3.3%に低下したことが米債の追い風となった。ただ、CMEのフェド・ウォッチの9月FOMCでの利下げ確率は前日の51%から49%に低下し、年内2回の利下げ確率も42%から38%に低下した。


(羽土)


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