日経平均サマリー(4日)

市場概況
 4日の日経平均は3日ぶり反落。終値は85円安の38837円。まちまちの米国株を受けても寄り付きから200円を超える下落。ダウ平均の下落や米長期金利の低下に伴い円高(ドル安)が進行したことが嫌気された。安く始まった後は方向感に欠ける動きが続いた。序盤で下げ幅を2桁に縮めたところでは売り直された。一方、そこから下げ幅を300円超に下げて38500円台に入ったところでは切り返した。後場に入ると改めて戻りを試しに行ったが、前日終値に迫りながらも38900円は超えられずに失速。以降は押しては戻しといった動きを繰り返し、2桁の下落で終えた。新興銘柄が米長期金利の低下に好反応を示しており、グロース250指数が2%を超える上昇となった。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆2700億円。業種別ではその他製品、サービス、不動産などが上昇した一方、鉱業、石油・石炭、保険などが下落した。長期金利の低下を好感して、東急不動産ホールディングス<3289.T>、ゴールドクレスト<8871.T>、MIRARTHホールディングス<8897.T>など不動産関連に買いが入った。反面、長期金利の低下を嫌気して、筑波銀行<8338.T>、千葉銀行<8331.T>、栃木銀行<8550.T>など地銀株が軒並み大幅安となった。

日経平均
 38837.46 -85.57
先物
 38750 -190
TOPIX
 2787.48 -10.59

(越後)


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