昨日（2024年6月10日）の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円は円安が進む。

ドル円がレンジ気味で取引されたのに対し、豪ドル米ドルは上昇トレンドを形成しました。
豪ドル円はこの影響を受けて円安が進んだと考えられます。
なお、夕刻に押し目を作る場面がありました。
この時間帯にドル円と豪ドル米ドルが下落しており、これを反映した模様です。

経済指標発表を見ると、日本で四半期国内総生産（GDP）が発表され、市場予想比でマイナス幅は縮小しました。
これに対して、豪ドル円は特段の反応を示していません。
豪州は休場で、主な経済指標は公表されていません。

本日（2024年6月11日）の豪ドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月11日7時のもの。「Orderbook３」を表示）

「オーダーブック」を見ると、102円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
しかし、103円台後半から円安の範囲では、買い注文が乏しいです。
円安の範囲で積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。

その一方、103円台後半から105円台半ばにかけて、売り注文が厚いです。
現在値よりも円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、104円台前半の売り注文が特に厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2024年6月11日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そしてポンドドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2024年6月11日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はおおむねマイナス圏で推移し、日付が変わってからマイナス幅を広げました。
豪ドルはプラス幅を拡大し、日付が変わった後は横ばいの動きでした。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日（2024年6月11日）の主な経済指標

（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）
15:00（英国）ILO失業率

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

---

本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

---