ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円はやや円高で157円付近|米経済指標発表を受けて大きく変動(2024年6月13日)

FXレポート

昨日(2024年6月12日)のドル円動向振り返り

ドル円は往って来いの展開で、やや円高。

米国でCPI(消費者物価指数)が発表され、市場予想よりも低く、インフレの沈静化が示されました。
円は急落模様の円高で、この傾向は深夜近くまで続いています。

日付が変わって、米FOMC(連邦公開市場委員会)後に政策金利が発表され、市場予想通り据え置かれました
また、声明ではインフレの緩和が示された一方、年末の政策金利見通しは上方修正されました。
ドル円は急反発で反応したものの、CPI発表前の水準までは戻っていません。
この結果、ドル円は前日終値比やや円高で取引を終えています。

本日(2024年6月13日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年6月13日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月13日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、153円台後半から158円台半ばにかけて、買い注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、156円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。

その一方、156円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、158円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年6月13日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と弱い相関関係だったのはポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年6月13日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はドルです。
円はマイナス幅を広げた後、夜にゼロ付近に戻したものの、最終的にマイナスで取引を終えました。
ドルはややマイナスで緩やかに推移し、夜にマイナス幅を大きく拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年6月13日)の主な経済指標

(日本)日銀・金融政策決定会合(1日目)
10:30(豪州)失業率
21:30(米国)生産者物価指数(PPI)

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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