NY株式サマリー(20日)=ダウ299ドル高と3日続伸

市場概況
◆ダウ平均: 39134.76 +299.90 +0.77%
◆S&P500: 5473.17 -13.86 -0.25%
◆NASDAQ: 17721.587 -140.65 -0.79%

 20日のNY株式相場は高安まちまち。半導体株が上昇後に利益確定売りに押されて反落した一方、出遅れ銘柄に買いが入った。ダウ平均はやや軟調にスタートしたが、午後に397ドル高まで上昇し、299.9ドル高(+0.77%)の39134.76ドルで終了。19日の休場を挟んで3日続伸した。S&P500も一時、0.34%高の5505.53ポイントまで上昇し、初めて5500ポイントを上回ったが、0.25%安の5473.17ポイントと3営業日ぶりに反落して終了した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.79%安と13営業日ぶりに反落。朝方に0.42%高まで上昇し、史上最高値を更新したが、その後は売りが優勢となった。エヌビディアは朝方に3.82%高まで上昇し、6営業日連続で上場来高値を更新したが、3.54%安と大幅に反落して終了。マイクロン・テクノロジー、クアルコムも5-6%安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.69%安と3日ぶりに反落した。

 S&P500の11セクターはエネルギー、公益、金融、コミュニケーション、一般消費財など8セクターが上昇した一方、IT、不動産、生活必需品の3セクターが下落。ダウ平均採用銘柄は、ダウ・インク、アップルが2%超下落した一方、セールスフォースが4.31%高、シェブロンが2.16%高となり、IBM、アマゾン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、メルク、キャタピラーマクドナルドなど10銘柄が1%超上昇した。経済指標は5月住宅着工件数と6月フィラデルフィア連銀業況指数がともに予想を下回り、新規失業保険申請件数が予想以上に増加するなど総じて軟調だった。


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