昨日（2024年6月20日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：39186.5（+370.5）＜+0.95%＞
  US100（米国100株価指数）：19822.5（-167.0）＜-0.84%＞
  US500（米国500株価指数）：5487.8（-16.7）＜-0.30%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

6月20日の米国株主要3指数は、US30は大きく上昇するものの、US100とUS500は最高値更新後に下落するまちまちの展開になりました。

エヌビディア / NVIDIA Corporation、アップル / Apple Inc.、マイクロソフト / Microsoft Corporationなどで利益確定売りが先行し、US100が下落する要因となりました。

その一方で、ITコンサルティング企業のアクセンチュア / Accenture plcの決算が良く、セールスフォース / Salesforce, Inc.やIBM / International Business Machines Corporationに買いが集まり、US30の上昇を支えました。

セクター別に見ると、エネルギーや公共事業が上昇した反面、情報技術が下げています。

エヌビディア / NVIDIA Corporationは3.54％下落しました。
デル・テクノロジーズ / Dell Technologies Inc.は0.42％下落、スーパー・マイクロ・コンピューター / Super Micro Computer, Inc.は0.26％下落。
イーロン・マスク氏のAI新興企業向けのサーバを受注したニュースで最初は買われたものの、結局は下降に転じました。

食品スーパー大手のクローガー / The Kroger Co.は、第1四半期決算が予想を上回ったものの、通年の既存店売上高と利益の見通しを据え置きし、目先の個人消費に慎重なスタンスを示しました。
これにより3.27％下落しています。

トランプ・メディア＆テクノロジー・グループ / Trump Media & Technology Group Corp.は、希薄化の懸念から14.56％急落しました。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年6月21日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月21日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は長い陽線が立ち、ローソク足の終値は平均足の実体に対して完全に先行する位置関係になりました。
平均足は終値ベースですでに陽転しているため、上昇トレンドの初動である可能性が考えられます。
画面外ではありますが、200日移動平均線も右肩上がりでローソク足より安い価格帯を推移しています。

＜1時間足チャート分析＞

上昇トレンド中に一時期停滞していましたが、再度値動きが加速して中期レジスタンスラインを突破しました。
そのまま上昇の勢いは止まらず、長期レジスタンスラインを上に抜けて高値を更新しています。
そこから少し戻してこのラインがサポート転換したところで、前日の取引時間を終えています。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2024年6月21日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月21日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、最高値を更新したところから上ヒゲを伸ばして下落する陰線で引けて、連騰は8でストップしています。
とはいえ、ローソク足は陽連している平均足より高い位置にあり、平均足は実体が長く、下ヒゲが見えない強い形です。
画面外の200日移動平均線が右肩上がりであることも含め、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

頭を押さえていた中期レジスタンスラインを上に抜け、更新された高値位置に最新の中期レジスタンスラインが形成されました。
しかしそこから反落に転じ、ローソク足は平均足を割り込んでいます。
平均足が陰転し、下落の勢いは止まらず中期サポートラインも割り込みました。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2024年6月21日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月21日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、最高値を更新したところから反落し、上下にヒゲが伸びる陰線となりました。
平均足は陽連中で、実体が長く、下ヒゲがない、上昇トレンドの勢いを示唆する形です。
それより上にローソク足が並んでいることから、全体として買い圧力が強いと考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

中期レジスタンスラインと中期サポートラインに挟まれた狭い領域の価格変動から上に放れ、高値を更新して最新の中期レジスタンスラインを形成しました。
そこから反落して、ローソク足が平均足、中期サポートラインを割り込んでいます。
引け間際に上下動して、両方向にヒゲを伸ばしました。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日（2024年6月21日）の主な米国経済指標

21日（金）22:45（米国）6月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
21日（金）22:45（米国）6月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
21日（金）22:45（米国）6月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
21日（金）23:00（米国）5月中古住宅販売件数（前月比）
21日（金）23:00（米国）5月中古住宅販売件数（年率換算件数）
21日（金）23:00（米国）5月景気先行指標総合指数（前月比）

本日発表予定の経済指標はこちら

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