東京外国為替市場概況・10時 ドル円 伸び悩む

市場概況
 24日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。10時時点では159.79円とニューヨーク市場の終値(159.80円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。日本当局の円買い介入警戒感もあり160円大台を前に伸び悩むも、先週末の高値を上抜けし159.92円までレンジ上限を広げた。神田財務官の「為替介入、24時間いつでも準備」との発言が伝わったが、ドル円は159円後半で下値の堅い動きが続いている。

 ユーロ円は底堅い。10時時点では170.85円とニューヨーク市場の終値(170.77円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。先週の円安の流れが続くなか、クロス円も堅調地合いを維持。ユーロ円は170.95円までじり高と4月29日以来の171円台復帰に迫り、ポンド円は202.16円まで年初来高値を更新した。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0692ドルとニューヨーク市場の終値(1.0693ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.0690ドル前後でこう着。時間外の米10年債利回りは、先週末終値水準の4.25%台で動意が鈍く材料視されていない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.63円 - 159.92円
ユーロドル:1.0684ドル - 1.0696ドル
ユーロ円:170.68円 - 170.95円

(金)


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