昨日(2024年6月26日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):39165.0(+1.0)<+0.003%>
US100(米国100株価指数):19738.0(-13.6)<-0.07%>
US500(米国500株価指数):5482.2(-0.6)<-0.01%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月26日の米国株主要3指数は実体が短く、ほとんど値動きがありませんでした。
経済指標などの手がかりに乏しく、取引時間序盤のUS30は軟調に推移しました。
その後、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.やアップル / Apple Inc.が上昇することで、一時プラス推移します。
しかしそこからは、今日の大統領選挙に向けた候補者テレビ討論会や、明日の5月個人消費支出(PCE)物価指数への様子見ムードが広がり、値動きの勢いは衰えました。
5月のPCE物価指数は、全体、コアのどちらも4月からの伸び鈍化が予想されているものの、利下げに慎重な姿勢を示すFRB高官もいます。
アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.は、生成AIブームを追い風に時価総額が2兆ドルに達し、3.9%上昇しました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年6月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、実体が短いコマ足で引けました。
高値が切り下がり、安値が切り上がる、三角保ち合いとなっています。
陽連している平均足より高い位置に価格があるため、全体としては上昇の勢いが強いと考えられます。
また画面外にはなりますが、200日移動平均線が右肩上がりで、なおかつローソク足より低い位置にあります。
<1時間足チャート分析>
長期レジスタンスラインを頂点として下落するフェーズに移行しています。
一時的な安値に引かれた1本前の中期サポートラインを、もう一段階の下落が発生することで割り込んでいます。
更新された安値に、新たな中期サポートラインを形成して反発し、一時的にローソク足は平均足を上回りました。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年6月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、実体がほとんどないコマ足が立ち、目先の方向感を喪失していることを示唆しています。
一方で平均足は陽線をキープしており、右肩上がりの角度もあり、実体が長く、下ヒゲもないため、上昇の勢いを保っていると考えられます。
また、ローソク足が、平均足、200日移動平均線より高い位置にあります。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインが引かれた水準で下降が一服し、上昇に転じました。
ローソク足は陽連している平均足に支えられるように上昇し、高値圏に中期レジスタンスラインを形成して反落しました。
その後ローソク足が平均足を割り込んでからは、方向感なく上下動する展開が続いています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年6月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、極端に実体が短く、上下にヒゲが伸びており、ほとんど上がりも下がりもしませんでした。
平均足は右肩上がりの角度を保って陽連しており、それよりも高い位置にローソク足があることから、大局は上昇トレンドと考えられます。
平均足にサポートされて続伸するケースも想定されます。
<1時間足チャート分析>
長期レジスタンスラインを頂点に反落後、長期サポートラインを底とするレンジ相場に移行しています。
ローソク足と平均足が複数回交わることで、平均足は何度も転換しており、相場に方向感がないことを示していました。
直近は上下の変動幅がやや縮小し、ローソク足と平均足が混じり合うような位置関係です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年6月27日)の主な米国経済指標
27日(木)21:30(米国)1-3月期四半期コアPCE・確定値(前期比年率)
27日(木)21:30(米国)1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
27日(木)21:30(米国)1-3月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
27日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
27日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
27日(木)21:30(米国)5月耐久財受注(前月比)
27日(木)21:30(米国)5月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
27日(木)23:00(米国)5月住宅販売保留指数(前年同月比)
27日(木)23:00(米国)5月住宅販売保留指数(前月比)
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OANDA Lab編集部
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