昨日(2024年7月1日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):39203.0(-15.5)<-0.04%>
US100(米国100株価指数):19839.6(+84.7)<+0.43%>
US500(米国500株価指数):5484.0(+3.0)<+0.05%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
7月1日の米国株主要3指数は、週末に発表される雇用統計など材料待ちの雰囲気になり、方向感に乏しい値動きでした。
取引時間の序盤にJPモルガン・チェース / JPMorgan Chase & Co.など金融株が買われ、US30は上昇しました。
しかし買いが一巡したあとは下落に転じ、今週に発表される重要な経済指標などが意識されて次第に値動きの勢いは失われました。
この日に発表されたサプライ管理協会(ISM)の6月米製造業購買担当者景況指数(PMI)は、小幅に低下して市場予想を下回りました。
個別で見ていくと、ボーイング / The Boeing Companyは航空機部品大手のスピリット・エアロシステムズ・ホールディングス / Spirit AeroSystems Holdings, Inc.を買収することが明らかになり、2.6%上昇しました。
アップル / Apple Inc.は2.9%、マイクロソフト / Microsoft Corporationは2%、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.は2.2%、それぞれ上昇しています。
テスラ / Tesla, Inc.は、第2四半期の納車データ発表を控え、6.1%上昇しました。
半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ / Advanced Micro Devices, Inc.は2.8%、アーム・ホールディングス / Arm Holdings plcは2.9%、それぞれ下落しています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年7月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、一時的な上昇後に押し戻され、実体がほぼなく上ヒゲが長く伸びる形状で引けました。
平均足は陽連中ではあるものの、実体が短く、下ヒゲが長い形状ですが、それより高い位置にローソク足の実体があります。
また200日移動平均線が右肩上がりで、ローソク足より低い位置にあり、全体としては買い圧力が強いことを示唆しています。
<1時間足チャート分析>
下降トレンドが一服してからは、方向感がない展開が続いています。
ローソク足と平均足が何度も交わり、平均足がそのたびに転換しています。
直近では、高値の長期レジスタンスラインと、安値の長期サポートラインの間を行き来する展開でした。
どちらの方向に走り出すかに注目が集まります。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年7月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、下落後に反転上昇して下ヒゲを伸ばす陽線となりました。
ローソク足と平均足は重なるような位置関係にあるものの、平均足は陽連中であるため、どちらかというと買い優勢であると考えられます。
ここから最高値を試す展開があるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインを底に反転上昇が始まり、大きく振幅しながら高値と安値を切り上げていきました。
長期レジスタンスラインでこの上昇は一服して、下落に転じました。
ローソク足が平均足を下に抜けることで平均足は陰転しましたが、反発してローソク足が再度上に出ています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年7月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、長い下ヒゲが伸びるものの、実体が短い陽線となりました。
ローソク足の実体と、平均足の上ヒゲが重なる位置にあるものの、平均足は陽連しているため、総合的には上昇の勢いの方が強いと考えられます。
再度上昇の勢いが増し、直近高値を試すかがポイントになりそうです。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスライン、サポートラインの間に挟まれた価格帯での変動が続いています。
相場に勢いがないため、ローソク足は平均足と何度も交わることになり、平均足も複数回転換しています。
直近の下落は長期サポートラインの少し先で反転し、平均足に近い位置で引けました。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
本日(2024年7月2日)の主な米国経済指標
2日(火)22:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
2日(火)23:00(米国)5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。