東京外国為替市場概況・12時 豪ドル円、1991年以来の高値更新

市場概況
 3日の東京外国為替市場で豪ドル円は高値更新。良好な豪指標を受けて1日につけた107.82円を超え、1991年以来の豪ドル高水準となる107.93円まで上げ足を速めた。ただし節目108.00円の前では買いの勢いが弱まり、一時107.80円前後まで上値を切り下げた。豪経済指標は、5月小売売上高(前月比)が+0.6%と予想比上振れし、同月住宅建設許可件数(前月比)も+5.5%と強かった。

 ドル円は底堅い。12時時点では161.64円とニューヨーク市場の終値(161.44円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。動きは鈍いものの、地合いの強さは変わらず。一時161.65円までじり高となった。

 ユーロ円は高値圏でもみ合い。12時時点では173.66円とニューヨーク市場の終値(173.48円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。積極的に上値を試す展開とはならなかったものの、下押しも173.60円割れに留まった。なお、ポンド円は205.06円と僅かに上げ幅を広げた。

 ユーロドルはやや伸び悩み。12時時点では1.0743ドルとニューヨーク市場の終値(1.0745ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。11時前に1.0740ドルまで下押しし、その後の戻りも限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.39円-161.65円
ユーロドル:1.0740ドル-1.0754ドル
ユーロ円:173.42円-173.69円


(小針)


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