昨日(2024年7月3日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.34(-0.044)<-1.85%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは7営業日連続で下落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で32bcf(10億立方フィート)の増加でした。
また、先週の数値が上方修正され、在庫を押し上げました。
これらに反応してNATGASは価格を下げたと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年7月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成し、7営業日続落となりました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
下落したものの2.3ドル台での取引に留まり、前日とほぼ同じ値幅となりました。
引き続き、2.3ドル台を割れて下落が加速するか、長期の下落後いったん反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
一時的な上昇があったものの、終日ジリ安が続く1日となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足の絡みが続いており、明確な方向性が出ていません。
ジリ安の中でわずかながら前日の高値と安値が更新されています。
安値更新を受け今後も下落が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で6基減少し、479基でした。
5週連続で減少しており、稼働数は今年の最少を更新しました。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、97基です。
リグ数の減少トレンドが維持されており、リグ数の100基割れが続いています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で32bcf(10億立方フィート)増加し、3134bcfでした。
増加幅は市場予想より大きく、また、先週の在庫量が上方修正されています。
在庫量は直近5年間のレンジ上限付近で推移しており、NATGAS価格の下落要因として機能している模様です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。