昨日(2024年7月3日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):39351.4(-14.3)<-0.04%>
US100(米国100株価指数):20214.6(+176.4)<+0.88%>
US500(米国500株価指数):5542.9(+28.5)<+0.52%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
7月3日の米国株主要3指数は、まちまちの展開となりました。
この日は市場予想を下回る米国経済指標の発表が相次ぎ、ISM非製造業景気指数は基準の50を下回り、ADP雇用統計は雇用の冷え込みを示す内容でした。
弱い経済指標は景気減速の兆候との見方が広がり、US30は下落しています。
一方、エヌビディア / NVIDIA Corporation(4.57%上昇)やブロードコム / Broadcom Inc.(4.33%上昇)などAI関連株が買われたことから、US100は堅調に推移。
米利下げへの楽観的な見方が市場に広がる中、US500も上昇しています。
個別で見ていくと、テスラ / Tesla, Inc.はアナリストによる目標株価の引き上げが複数伝えられたことが買い材料視され、6.54%の上昇となりました。
石油・天然ガスのパーミアン・リソーシズ / Permian Resources Corporationもアナリストによるレポートで投資判断が「買い」へ引き上げられたことが好感され、2.88%の上昇となりました。
バイオ医薬品のアヴィッド・バイオサービシズ / Avid Bioservices, Inc.は2-4月期決算で1株あたり利益が予想外の黒字となったほか、売上高が市場予想を上回ったことも好感され、14.93%の大幅上昇となりました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年7月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は下落して陰線で引けたものの、上ヒゲの先の高値は切り上がっています。
ローソク足は上下にヒゲを伸ばし、明確な方向性は見られませんでした。
200日移動平均線は引き続き右肩上がりで、ローソク足より低い位置にあり、全体としては買い圧力が強いことを示唆しています。
<1時間足チャート分析>
長期レジスタンスラインに頭を押さえられた形になりましたが、下値も限られました。
ローソク足は大陰線を経て平均足を下抜けており、売り圧力が強まる可能性がありそうです。
一方で、ローソク足は陽線をつけて平均足を再び上抜けようとする動きも見られています。
目先はこのまま下落していくのか、それともローソク足が平均足の上へ復帰していくのか注目されます。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年7月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、徐々に上げ幅を広げる堅調な展開となり、3営業日連続での上昇となりました。
平均足は陽連中で、それよりも高い位置にローソク足があることから、全体の流れは買い優勢であることを示唆しています。
200日移動平均線も右肩上がりで、それより高い位置で価格推移していることが確認できます。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインを底に始まった反転上昇は続いており、上昇の勢いは一段と強まっています。
ローソク足は一時的に平均足を下に抜けましたが、すぐに反発して再び平均足の上に出ています。
目先はレジスタンスラインが見当たらず、どこまで上値を伸ばせるかが注目されます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年7月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は陽線で3営業日連続での上昇となり、最高値を更新しました。
陽連している平均足にサポートされながら上昇しており、200日移動平均線が右肩上がりであることも相まって、大局は上昇トレンドと考えられます。
さらに高値を更新していくのか、注目です。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインを底値、長期レジスタンスラインを天井とするレンジ相場が続いていましたが、レンジ相場を上放れしました。
ローソク足は一時的に平均足を下に抜けましたが、すぐに反発して再び平均足の上に出ると、それ以降は上昇に勢いがつきました。
目先はレジスタンスラインが見当たらず、どこまで上値を伸ばせるかが注目されます。
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テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
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本日(2024年7月4日)の主な米国経済指標
特になし
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OANDA Lab編集部
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