先週金曜日(2024年7月5日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:83.559(-0.761)<-0.90%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
直近のUSOILは上昇トレンドを形成して高値圏にあり、先週金曜日は利益確定売りが優勢だったと報じられています。
また、米雇用統計で失業率が市場予想に反して上昇したことも、USOIL売りの要因になったと伝えられています。
なお、原油の投機的ネットポジションについて、CFTC(米商品先物取引委員会)による公表は日本時間9日未明の予定です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年7月8日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月8日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日のローソク足は陰線を形成しました。
高値圏から反落し、現在は83ドル台まで下落しています。
平均足は上ヒゲを伸ばした陽線が連続しており、買いの勢いは継続しています。
目先は、平均足の水準まで下落するか、それとも節目の85ドルを目指して反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
高値と安値を切り上げていたローソク足は反落。
一時は直近高値を更新したものの、陰線を連続させて平均足と中期サポートラインを下抜きました。
直近の平均足は陰線を形成しており、売りの勢いが出つつあるようです。
目先は、このまま下落を続けるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年7月5日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から変わらず479基でした。
2週続けて470基台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年6月28日時点の原油在庫は前週比で1215.7万バレルほど減少し、およそ4億4854万バレルです。
直近の原油在庫は大幅に減少しており、一般的に原油在庫の減少は原油価格の上昇要因とされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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