市場概況
◆ダウ平均:39721.36 +429.39 +1.09%
◆S&P500:5633.91 +56.93 +1.02%
◆NASDAQ:18647.45 +218.16 +1.18%
10日のNY株式相場は上昇。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けて年内の利下げ期待が高まる中、台湾セミコンダクター(TSMC)の好決算を受けて半導体株が上昇したことが相場をけん引した。ダウ平均はもみ合ってスタートしたが、終盤に444ドル高まで上昇し、429.39ドル高(+1.09%)と3日ぶりに大幅反発して終了。S&P500も1.02%高の5633.91ポイントと7日続伸して終了し、初めて5600ポイントを上回った。ハイテク株主体のナスダック総合も1.18%高と7日続伸。S&P500、ナスダック総合はともに取引時間中の史上最高値を更新し、終値ではS&P500が今年37回目、ナスダック総合が27回目の最高値更新となった。半導体株は4-6月期の売上高が予想を上回ったTSMC(ADR)が3.54%高となり、アドバンスト・マイクロ・デバイセズとエヌビディアもそれぞれ3.87%高、2.69%高。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.69%高と反発し、史上最高値を更新した。S&P500の業種別指数はITの1.63%高を筆頭に全11セクターが上昇した。
パウエルFRB議長は前日の米上院に続いて米下院金融サービス委員会で議会証言を行い、高金利政策長期化による景気や雇用へのリスクを繰り返した。米10年債利回りは前日の4.300%から4.284%に低下し、CMEのフェドウォッチ・ツールの年内2回の利下げ確率は1週間前の70%から75%に上昇した。翌木曜日は米6月消費者物価指数(CPI)が発表され、金曜日には米6月生産者物価指数(PPI)が発表予定で、週後半は物価動向に注目が集まる。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500:5633.91 +56.93 +1.02%
◆NASDAQ:18647.45 +218.16 +1.18%
10日のNY株式相場は上昇。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けて年内の利下げ期待が高まる中、台湾セミコンダクター(TSMC)の好決算を受けて半導体株が上昇したことが相場をけん引した。ダウ平均はもみ合ってスタートしたが、終盤に444ドル高まで上昇し、429.39ドル高(+1.09%)と3日ぶりに大幅反発して終了。S&P500も1.02%高の5633.91ポイントと7日続伸して終了し、初めて5600ポイントを上回った。ハイテク株主体のナスダック総合も1.18%高と7日続伸。S&P500、ナスダック総合はともに取引時間中の史上最高値を更新し、終値ではS&P500が今年37回目、ナスダック総合が27回目の最高値更新となった。半導体株は4-6月期の売上高が予想を上回ったTSMC(ADR)が3.54%高となり、アドバンスト・マイクロ・デバイセズとエヌビディアもそれぞれ3.87%高、2.69%高。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.69%高と反発し、史上最高値を更新した。S&P500の業種別指数はITの1.63%高を筆頭に全11セクターが上昇した。
パウエルFRB議長は前日の米上院に続いて米下院金融サービス委員会で議会証言を行い、高金利政策長期化による景気や雇用へのリスクを繰り返した。米10年債利回りは前日の4.300%から4.284%に低下し、CMEのフェドウォッチ・ツールの年内2回の利下げ確率は1週間前の70%から75%に上昇した。翌木曜日は米6月消費者物価指数(CPI)が発表され、金曜日には米6月生産者物価指数(PPI)が発表予定で、週後半は物価動向に注目が集まる。
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DZH Finacial Research
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