昨日(2024年7月15日)のドル円動向振り返り
ドル円は前日比で円安。
月曜日のドル円は上窓を開けて取引が始まりました。
午前中に窓を広げる場面がありましたが、その後は緩やかに円高方向に進んでいます。
円高方向への動きは1日を通して続いたものの、最終的に前日終値比で円安で取引を終えました。
なお、深夜にドル円が一時的に急落する場面がありました。
この時間帯にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が発言しており、これが影響した可能性があります。
急落は一時的な動きに留まり、ほどなくして急落前の水準に戻っています。
本日(2024年7月16日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月16日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、157円台前半の買い注文が厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、156円付近にも、厚い買い注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の可能性があります。
その一方、162円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これが注目されている可能性があります。
また、160円付近にも、特に厚い売り注文が発注されています。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月16日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円です。
相関関係だったのは、ユーロ円と豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月16日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はNZドルです。
円はおおむねプラス圏で推移し、プラス幅を徐々に広げる展開です。
ドルはゼロ付近で上下動し、未明以降はプラス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
15日(月)11:00(中国)4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
15日(月)11:00(中国)4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
15日(月)21:30(米国)7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
15日(月)25:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
16日(火)21:30(米国)6月小売売上高(前月比)
16日(火)21:30(米国)6月小売売上高(除自動車)(前月比)
16日(火)23:00(米国)7月NAHB住宅市場指数
17日(水)18:00(ユーロ)6月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
17日(水)18:00(ユーロ)6月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
17日(水)21:30(米国)6月住宅着工件数(前月比)
17日(水)21:30(米国)6月住宅着工件数(年率換算件数)
17日(水)21:30(米国)6月建設許可件数(前月比)
17日(水)21:30(米国)6月建設許可件数(年率換算件数)
17日(水)22:15(米国)6月鉱工業生産(前月比)
17日(水)27:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
18日(木)-(南アフリカ)南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
18日(木)8:50(日本)6月貿易統計(通関ベース、季調前)
18日(木)8:50(日本)6月貿易統計(通関ベース、季調済)
18日(木)21:15(ユーロ)欧州中央銀行(ECB)政策金利
18日(木)21:30(米国)7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
18日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
18日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
18日(木)21:45(ユーロ)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
18日(木)23:00(米国)6月景気先行指標総合指数(前月比)
18日(木)29:00(米国)5月対米証券投資
18日(木)29:00(米国)5月対米証券投資(短期債除く)
19日(金)8:30(日本)6月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
19日(金)8:30(日本)6月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
19日(金)8:30(日本)6月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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