昨日(2024年7月16日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.14(+0.007)<+0.33%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASはわずかながら反発。
6月中旬以降のNATGASは売りが優勢で、下落トレンドが続いています。
昨日は売り方の買い戻しが優勢だったと報じられており、わずかに価格を上げました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年7月17日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月17日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲが長く実体の短い陽線を形成して、方向性の出ない1日となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
15日に支持帯となっていた2.2ドルを割れましたが、16日は2.1ドル台を維持して値動きが停滞しました。
2.2ドル台を回復することなく下落を再開するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引時間半ばから上昇を開始して反落したものの、始値を若干上回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連後に陽線へ転じたものの、ローソク足と平均足が重なっており明確な方向性は出ていません。
下落トレンドが続く中でいったん値動きが停滞しています。
目先は、15日の安値割れで下落トレンドを再開するか、値動きの停滞が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基減少し、478基でした。
稼働数の減少傾向が続いており、5月以降は500基未満で推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、100基です。
先週の増加で100基台に戻したものの、再び稼働数を減らしています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で65bcf(10億立方フィート)増加し、3199bcfでした。
増加幅は市場予想より大きく、直近5年間の平均在庫量と比べて18.7%多い水準です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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