ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円はやや円安で158円台前半|米経済指標発表を受けて急騰模様の場面も(2024年7月17日)

FXレポート

昨日(2024年7月16日)のドル円動向振り返り

ドル円はやや円安の展開。

午前中のドル円は円安が優勢で、午後以降は戻す動きでした。
午後に米10年債利回りが低下傾向を強めており、この影響を受けた模様です。

夜に入り、米国で小売売上高が発表され、市場予想より強い結果でした。
米10年債利回りは下げ幅を縮小し、ドル円は急騰模様で円安が進んでいます。
しかし、日中高値を明確には上回らず、未明にかけて緩やかな円高でした。

本日(2024年7月17日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年7月17日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月17日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、157円台前半の買い注文が厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、162円台前半にも、厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これが注目されている可能性があります。

その一方、158円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、162円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月17日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
その一方、逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月17日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はNZドルです。
円は昼にかけてマイナス幅を拡大し、その後は徐々にゼロ方向に進みました。
ドルはおおむねプラス圏で推移し、夜にプラス幅を大きく拡大する場面がありました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年7月17日)の主な経済指標

15:00(英国)消費者物価指数
18:00(ユーロ)ユーロ圏消費者物価指数(HICP)
22:15(米国)鉱工業生産指数(前月比)
27:00(米国)米地区連銀経済報告

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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