中国株サマリー(18日)

市場概況
 反発、後場にプラス圏浮上し約2週間ぶり高値

 18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.48%高の2977.13ポイントだった。深セン成分指数は0.50%高の8879.33ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6722億5200万元だった。

 上海総合指数は、前場はマイナス圏で軟調に推移したものの、後場にプラス圏に浮上すると、終値は3日以来、約2週間ぶり高値だった。中国景気の先行き不安は強く、米中関係の悪化なども警戒されたが、この日まで中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が開かれており、政策期待が指数を押し上げた。セクター別では、保険が全面高となったほか、教育や鉄道・道路、電子化学品なども買われた。半面、コンシューマーエレクトロニクスや電子部品、自動車サービスなどが売られた。

 A株市場では、中公教育科技(002607)が大幅高となったほか、永輝超市(601933)や江蘇恒立液圧(601100)、中国船舶重工(601989)なども買われた。半面、浙江水晶光電科技(002273)や立訊精密工業(002475)、富士康工業互聯網(601138)、三安光電(600703)などが下げた。

 上海B株指数は0.12%安の232.58ポイント、深センB株指数は0.65%高の1139.91ポイント。

(小針)


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