中国株サマリー(19日)

市場概況
 続伸、終盤にプラス圏浮上し約半月ぶり高値

 19日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.17%高の2982.31ポイントだった。深セン成分指数は0.27%高の8903.23ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6698億4500万元だった。

 上海総合指数は安く始まった後、もみ合いながら徐々に下げ幅を縮小し、終盤にプラス圏に浮上すると、終値は3日以来、約半月ぶりの高値を連日で更新した。半導体などを巡る米中の対立激化が警戒されたが、中国共産党の重要会議である第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が18日に閉幕し、2029年までに改革の任務を完成させる方針が明らかにされ、全文の公表を前に、改革の分野や措置への期待感が相場を支えた。セクター別では、半導体や輸送設備、電子部品などが買われた半面、貴金属や不動産開発、自動車などが売られた。

 A株市場では、紫光国芯微電子(002049)や曙光信息産業(603019)、用友網絡科技(600588)などが買われたほか、瀘州老窖(000568)や貴州茅台酒(600519)など白酒関連も高かった。招商局蛇口工業区控股(001979)や保利発展控股集団(600048)など不動産株が売られたほか、中公教育科技(002607)は利益確定の売りに押された。

 上海B株指数は0.30%安の231.89ポイント、深センB株指数は0.10%安の1138.72ポイント。


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