昨日(2024年7月30日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が優勢。
午前中のユーロ円は動意が乏しく、午後に円安が進む展開でした。
午後の円は他の主要通貨に対して弱く、ユーロ円も同様の動きを示しています。
夜以降は一転して、円高が大きく進みました。
ドル円とユーロドルがともに下落しており、この影響を受けた模様です。
なお、ドイツとユーロ圏で四半期国内総生産(GDP)が発表され、ドイツのGDPが市場予想に比べてやや弱く、ユーロ圏は強い結果でした。
この時間帯のユーロ円は特段の反応を示していません。
本日(2024年7月31日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月31日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円台前半から165円付近にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
また、168円台前半の買い注文も厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、168円台後半の売り注文が特に厚いです。
やや弱めのレジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
しかし、163円台前半から168円台半ばにかけては、売り注文がやや薄いです。
積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月31日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月31日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はポンドです。
円は午後にマイナス幅を広げた後、深夜にプラスに戻るとプラス幅を拡大しました。
ユーロはプラス幅を緩やかに広げた後、夜にマイナスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年7月31日)の主な経済指標
(日本)日銀政策金利発表
15:30(日本)植田日銀総裁 会見
27:00(米国)FRB政策金利(FOMC)
27:30(米国)パウエルFRB議長 会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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