昨日（2024年7月31日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：79.41（+3.345）＜+4.40％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日ぶりに上昇。
昨日朝から本日未明にかけて、USOIL価格はおおむね上昇し続ける展開でした。
ハマス最高指導者がイラン領内で殺害され、イスラエルによるものと伝えられています。
イランはイスラエルに対する報復を宣言しており、中東情勢の緊迫化からUSOIL価格が上昇したと報じられています。
その他、ドルインデックスが低下しており、これもUSOIL価格の上昇に寄与した可能性があります。
なお、EIA（米エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ344万バレルの減少でした。
この時間帯のUSOIL価格はやや下落したものの、ほどなくして上昇トレンドに戻っています。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年8月1日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年8月1日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
昨日のローソク足は4営業日ぶりに陽線を形成しました。
大陽線を形成して大幅に上昇し、79ドル台に到達しています。
一方で、平均足は下ヒゲの長い陰線を形成しており、売り優勢を示しています。
目先は、このまま節目の80ドルを上抜くかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
高値と安値を切り下げていたローソク足は反発。
平均足とその上に引かれていた中期レジスタンスラインを上抜き、右肩上がりに推移しています。
平均足は上ヒゲと実体の長い陽線を形成しており、明確な買い優勢です。
目先は、上に位置する長期レジスタンスラインを試すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年7月26日時点の米国の原油リグ稼働数は482基で、前週から5基増加しました。
2024年の最小を更新し続けていた米国の原油リグ稼働数ですが、480基台まで増加しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年7月19日時点の原油在庫は前週比で374.1万バレルほど減少し、およそ4億3649万バレルです。
2024年5月から増減を繰り返しながらほぼ横ばいに推移していましたが、7月からは減少基調が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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