昨日(2024年8月1日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:77.663(-1.747)<-2.20%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
日中から夜にかけて、USOIL価格は横ばいで推移しました。
夜に入ると下落に転じ、未明にかけて下降トレンドが継続しています。
価格が下落に転じた時間帯、米国でISM製造業景況指数が発表されており、市場予想よりも弱い結果が示されました。
米国の景気と原油需要への懸念が、価格下落要因だったと報じられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年8月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成したものの、大きく上昇した前日の値幅の範囲内での取引にほぼ留まりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
7月5日を天井とする下落が続く中で、31日に大きな反発を見せた後、若干の反落を見せました。
目先は、大きく上昇した31日の値幅を上下どちらにブレイクするかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始から小動きの状態が続いた後、取引後半に大きく下落しました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
79ドル割れを契機に大きく下落して、一時的に77ドル割れまで下落が進みました。
下落を押し戻した77ドルの攻防の行方に注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年7月26日時点の米国の原油リグ稼働数は先週から5基増加し、482基でした。
減少が続いていましたが、再び480基台まで増加した形です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年7月26日時点の原油在庫は前週比で343.6万バレルほど減少し、およそ4億3305万バレルです。
2024年5月以降、おおむね横ばいに推移していましたが、7月からは減少基調が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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