昨日(2024年8月8日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.128(+0.054)<+2.60%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日続伸。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で21bcf(10億立方フィート)の増加でした。
発表後に価格が上昇した後、いったん下落に転じましたが、未明にかけては再び価格を上げました。
一部では減産期待が高まっていると報じられています。
NATGASは約2週間ぶりに2.1ドル台を回復しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年8月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月9日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲの長い陽線を形成し、3営業日続伸となりました。
平均足は陰連しているもののローソク足が平均足を上に抜けつつあり、トレンド転換を示唆しています。
1.9ドルに支持されて反発し、節目価格2.0ドルを超えて8日は2.1ドルに到達しました。
目先は、2.1ドル台入りで上昇一服となるか、さらに上昇が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半はジリ安が進んだものの、取引後半に大きく上昇して始値を超える水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
5日安値を底とする高値と安値の切り上げが進む形となりました。
切り上げを伴いながらの上昇がどこまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で変わらず、482基でした。
先週、5週ぶりに480基台に戻し、稼働リグ数を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で3基減少し、98基です。
5週ぶりに100基を割り込み、今年の稼働リグ数の最少値更新が視野に入っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で21bcf(10億立方フィート)増加し、3,270bcfでした。
過去5年間の平均値を上回っており、前年のこの時期との比較でも在庫水準が高い状態を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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