昨日（2024年8月12日）の天然ガス動向振り返り
- 終値：2.153（+0.016）＜+0.75％＞
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは5営業日連続で上昇。
欧州で天然ガス価格が上昇しており、この影響を受けてNATGAS価格も上昇したと報じられています。
なお、先週末にCFTC（米商品先物取引委員会）が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ6万6,000の売り越しでした。
5月上旬をピークに売り越し幅は減少傾向で、直近は4週連続で売り越し幅を減らしています。
【天然ガス(NATGAS)】本日（2024年8月13日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年8月13日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上ヒゲの長い陰線を形成し、陽線の継続は4営業日でストップしました。
平均足は陰連しているもののローソク足は平均足を上に抜けており、トレンド転換を示唆しています。
5日の1.8ドル台を底に上昇を始めて、12日の2.2ドル到達で上昇が一服する形となりました。
目先は、2.2ドル到達を契機に反落が進むか、2.2ドルを超えてさらに上昇するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引開始から半ばまで上昇が続いた後は下落に転じ、始値を若干割れた水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
5日安値を底とする高値と安値の切り上げが継続中です。
目先は、切り上げを伴う上昇が続くか、反落により切り上げが崩れるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で3基増加し、485基でした。
7月下旬に480基台を回復し、同水準を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、97基です。
3週連続で減少し、今年の最少稼働数に並びました。
天然ガス貯蔵量の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で21bcf（10億立方フィート）増加し、3,270bcfでした。
過去5年間の平均値を上回っており、前年のこの時期との比較でも在庫水準が高い状態を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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