NY株式サマリー(14日)=ダウ242ドル高 CPI鈍化を好感しS&P500が5日続伸

市場概況
◆ダウ平均:40008.39 +242.75 +0.61%
◆S&P500:5455.21 +20.78 +0.38%
◆NASDAQ:17192.60 +4.99 +0.03%

 14日のNY株式相場は続伸。前日の米7月生産者物価指数(PPI)に続いて米7月消費者物価指数(CPI)もインフレ鈍化を示し、利下げ期待が続いたことが株式相場の支援となった。ダウ平均は一時303ドル高まで上昇し、242.75ドル高(+0.61%)と2日続伸して終了。S&P500も0.38%高と5営業日続伸。ハイテク株主体のナスダック総合はアルファベットの下落が重しとなったものの、0.03%高とプラス圏で終了した。S&P500の11セクターは金融、エネルギー、IT、生活必需品、ヘルスケアなど7セクターが上昇し、コミュニケーション、一般消費財、公益の3セクターが下落。素材は変わらずとなった。CPIを受けて米10年債利回りは前日の3.854%から3.837%に低下。センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の18.12ポイントから16.19ポイントに低下。7月23日以来の低水準となった。

 寄り前に発表された7月CPIは前年比+2.9%と前月分や予想の+3.0%を下回り、2021年3月以来の水準まで低下。前月比では+0.2%と予想と一致した。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIは前年比+3.2%と6月分の+3.3%から低下し、予想と一致。4カ月連続での低下となった。前月比では6月分の+0.1%から+0.2%に上昇したが、予想と一致した。前日のPPIに続いてCPIも予想通りなったことで利下げ期待が継続した。


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