NY株式サマリー(16日)=ダウ96ドル高 S&P500とナスダックが7日続伸

市場概況
◆ダウ平均: 40659.76 +96.70 +0.24%
◆S&P500: 5554.25 +11.03 +0.20%
◆NASDAQ: 17631.72 +37.22 +0.21%

 16日のNY株式相場は続伸。週末の取引で利益確定売りが上値を抑えたものの、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想以上に強い結果となり米国経済のソフトランディング期待が続いたことが支援となった。前日に554ドル高と3日続伸したダウ平均はやや軟調にスタートしたものの、終盤に162ドル高まで上昇し、96.70ドル高(+0.24%)の40659.76ドルで終了。S&P500とナスダック総合ももみ合ってスタートしたが、それぞれ0.20%高、0.21%高で終了し、ともに7日続伸となった。S&P500の11セクターは金融、公益、IT、生活必需品、コミュニケーションなど8セクターが上昇し、資本財、エネルギー、不動産の3セクターが小幅に下落。ダウ平均採用銘柄はアムジェンが1.21%安となった一方、ボーイングが2.03%高となり、シスコ・システムズ、ベライゾン、マクドナルド、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスが1%超上昇した。

 週間ではダウ平均が2.94%高、S&P500が3.93%高、ナスダック総合が5.29%高となり、S&P500とナスダック総合は2023年11月以来の大幅高となった。業種別ではS&P500の全11セクターが週間で上昇。ITが7.51%高、一般消費財が5.21%高、金融が3.22%高となったほか、素材と資本財も2%超上昇した。

 センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の15.23ポイントから14.80ポイントに低下。ダウ平均が1000ドル超下落した8月5日に一時65ポイントを上回ったが、週間では5.57ポイント低下し、7月23日以来の低水準となった。



(羽土)


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