昨日(2024年8月19日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:75.186(-1.813)<-2.35%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは2営業日続落。
中国の景気減速に伴う原油需要の減退が懸念されており、これがUSOIL価格の下落要因だったと報じられています。
また、イランによるイスラエルへの報復攻撃は実行されておらず、これも価格の低下に寄与したと伝えられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年8月20日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月20日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成して2営業日続落となりました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は弱まっています。
12日に節目価格80ドルへ到達した後は、15日の上昇を除き下落が続いています。
目先は、8月安値である5日安値の更新を目指して下落が続くか、5日安値に至るまでに反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始からジリ安が進んだ後、後半に大きな下落を見せて取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
12日の高値を起点に高値と安値を切り下げる下落が続いています。
高値と安値の切り下げを伴う下落がどこまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年8月16日時点の米国の原油リグ稼働数は483基でした。
先週から2基減少しましたが、480基台を維持しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年8月9日時点の原油在庫は前週比で135.7万バレルほど増加し、およそ4億3068万バレルです。
2024年6月後半から減少していた原油在庫ですが、直近は増加しました。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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