東京外国為替市場概況・17時 ドル円、レンジ内で上下

市場概況
 22日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。17時時点では145.27円と15時時点(145.26円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。16時過ぎに145.48円付近まで買いが入るものの、上値が重くユーロ円の売りなども重しになり145.09円前後まで戻した。しかし、145円を割り込まずにレンジ取引からは抜け出せていない。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.1137ドルと15時時点(1.1143ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。欧州の購買担当者景気指数(PMI)の結果に連れて上下した。フランスのサービス部門PMIの上振れで1.1164ドルまで上昇したが、ドイツの製造業およびサービス部門PMIがいずれも予想を下回ると1.1127ドルまで弱含んだ。しかし、ここ最近のドル売りトレンドが変わらないこともあり、積極的に下攻めをするのも難しく、もみ合いから抜け出せていない。

 ユーロ円は小幅安。17時時点では161.77円と15時時点(161.86円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ドイツのPMI発表後に161.48円まで下押ししたが、ユーロドルの売りもすぐに収まったことで小幅安にとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.85円 - 145.64円
ユーロドル:1.1127ドル - 1.1164ドル
ユーロ円:161.48円 - 162.35円

(松井)


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