先週金曜日(2024年8月23日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:76.182(+1.980)<+2.67%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは2営業日連続で上昇。
木曜日の上昇の勢いが継続し、金曜日も買いが優勢でした。
ジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が発言し、9月の政策金利引き下げについて前向きな姿勢が報じられました。
これも、USOIL価格にとってプラスだったと伝えられています。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ22万2,000の買い越しでした。
3月以降、買い越し幅はおおむね20万〜30万の範囲で推移しています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年8月26日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月26日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成して、4営業日続落後の2営業日続伸となりました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は限定的です。
72ドル台半ばの支持帯からの反発が続いています。
目先は、支持帯割れに向けて再度下落するか、支持帯からの反発が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引時間半ばから上昇が続き、上昇後の水準を維持して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
74ドル台前半で取引を開始して、76ドルを回復した水準で取引を終えています。
目先は、76ドル回復で上昇が一服するか、76ドル到達後も上昇が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年8月16日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から2基減少し、483基でした。
2024年7月後半からは480基台で推移している状況です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年8月16日時点の原油在庫は前週比で464.9万バレルほど減少し、およそ4億2603万バレルです。
2024年6月後半から減少基調が続いており、原油在庫の減少は一般的に原油価格にプラスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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