先週金曜日(2024年8月23日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が優勢。
日中から夜にかけてのドル円は方向感の乏しい展開で、午前中に円高が進んだものの夜に元の水準に戻っています。
その後、ジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が発言し、金利を調整するときが来たという趣旨が伝えられました。
市場は9月の利下げに自信を深めた模様で、ドル円は円高で反応し、この傾向は未明まで継続しました。
なお、植田日銀総裁が発言し、日本経済が回復すれば金利は中立の水準まで上昇する見込みだと報じられています。
本日(2024年8月26日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月26日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、144円台前半の買い注文が特に厚いです。
現在値付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、142円付近にも、特に厚い買い注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
その一方、144円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、147円台半ばにも、厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年8月26日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円とポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年8月26日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、深夜以降にプラス幅を拡大しました。
ドルはマイナス圏で安定的に推移し、深夜にマイナス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
26日(月)21:30(米国)7月耐久財受注(前月比)
26日(月)21:30(米国)7月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
27日(火)15:00(ドイツ)4-6月期国内総生産(GDP、改定値、季調前)(前年同期比)
27日(火)15:00(ドイツ)4-6月期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
27日(火)15:00(ドイツ)4-6月期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
27日(火)22:00(米国)6月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)
27日(火)23:00(米国)8月リッチモンド連銀製造業指数
27日(火)23:00(米国)8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
29日(木)21:30(米国)4-6月期四半期コアPCE・改定値(前期比年率)
29日(木)21:30(米国)4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
29日(木)21:30(米国)4-6月期四半期GDP個人消費・改定値(前期比年率)
29日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
29日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
29日(木)23:00(米国)7月住宅販売保留指数(前年同月比)
29日(木)23:00(米国)7月住宅販売保留指数(前月比)
30日(金)8:30(日本)7月失業率
30日(金)8:30(日本)7月有効求人倍率
30日(金)8:30(日本)8月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
30日(金)8:50(日本)7月鉱工業生産・速報値(前年同月比)
30日(金)8:50(日本)7月鉱工業生産・速報値(前月比)
30日(金)18:00(ユーロ)8月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
30日(金)18:00(ユーロ)8月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
30日(金)21:00(インド)4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
30日(金)21:30(カナダ)4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前期比年率)
30日(金)21:30(カナダ)6月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
30日(金)21:30(カナダ)6月月次国内総生産(GDP)(前月比)
30日(金)21:30(米国)7月個人所得(前月比)
30日(金)21:30(米国)7月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
30日(金)21:30(米国)7月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
30日(金)21:30(米国)7月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
30日(金)21:30(米国)7月個人消費支出(PCE)(前月比)
30日(金)22:45(米国)8月シカゴ購買部協会景気指数
30日(金)23:00(米国)8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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