昨日（2024年8月29日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：76.973（+1.592）＜+2.11％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは上昇。
米国で各種経済指標が発表され、四半期国内総生産（GDP）が市場予想を上回るなど、強い結果でした。
米国の景気の強さが確認され、USOIL価格の上昇につながったと報じられています。
なお、ドルインデックスは上昇しており、これはUSOIL価格にとって下落要因とされます。
昨日は価格上昇要因が勝る展開でした。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年8月30日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年8月30日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成して、2営業日続落後に反発しています。
平均足は陽転4日目ですが、ローソク足と平均足が重なる状態が続き、方向性が出ていません。
8月は72〜80ドル台の中を上下する状態が続いています。
目先は、72ドル台半ばにある抵抗帯に向け、下落を再開するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引後半まで横ばいで進んだものの、大きく上昇して若干戻した後に取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
21日安値から26日高値まで上昇し、半値戻しの後に反発する形となりました。
このまま26日高値を目指して上昇するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年8月23日時点の米国の原油リグ稼働数は前週と同じ483基でした。
2024年7月後半以降は480基台で推移しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年8月23日時点の原油在庫は前週比で84.6万バレルほど減少し、およそ4億2518万バレルです。
直近は2週連続で減少しており、一般的に原油在庫の減少は原油価格にとってプラス材料になるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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