香港株サマリー(30日)

市場概況
続伸、1カ月半ぶり高値 ダウ最高値を好感

 30日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比1.14%高の17989.07ポイントだった。中国企業指数は1.34%高の6331.14ポイント。メインボードの売買代金は概算で1734億9000万HKドル。

 ハンセン指数は小高く寄り付き、次第に上げ幅を拡大。終値ベースで7月15日以来1カ月半ぶりの高値を付けた。前日のNY市場でダウ平均が反発し、史上最高値を更新したことで投資家心理が強気に傾いたもよう。好業績を発表した銘柄を物色する動きも活発で、売買代金は高水準だった。ただ、ハンセン指数が心理的節目の18000ポイントを超えると利益確定売りが出て、大引け間際に同節目を割り込んで終えた。セクター別では一般消費財、必需消費財、情報技術、不動産・建設が大きく上げた。一方、コングロマリットが軟調だった。

 ハンセン指数構成銘柄では、不動産管理の華潤万象生活(01209)が9%近く上昇した。新エネルギー車の理想汽車(02015)とBYD(01211)が大幅高。生保大手の中国人寿保険(02628)、家電の海爾智家(06690)、自動車販売の中升集団(00881)は続伸した。半面、銀行株の下げが目立ち、中国4大商業銀行の中国工商銀行(01398)と中国建設銀行(00939)、前日大引け後に2024年6月中間決算を発表した招商銀行(03968)が売られた。医薬品株の翰森製薬(03692)は反落した。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.87%高の3560.61ポイントと続伸。新興電気自動車メーカーの蔚来集団(09866)と小鵬汽車(09868)が急上昇した。一方、半導体ファウンドリーの華虹半導体(01347)が逆行安。


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