香港株サマリー(3日)

市場概況
続落、マイナス圏でもみ合い 様子見気分

 3日の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。終値は前日比0.23%安の17651.49ポイントだった。中国企業指数は0.13%安の6203.55ポイント。メインボードの売買代金は概算で793億1000万HKドル。

 ハンセン指数は安く寄り付くと、総じてマイナス圏でもみ合った。前場はわずかながらプラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは弱かった。2日の米国市場が休場だったため、材料難のなか、中国景気の先行き不安が引き続き重荷。今週は3日に8月の米ISM製造業景況指数、6日には米国の利下げペースを占う8月の雇用統計の発表を控えており、様子見気分も漂った。

 ハンセン指数構成銘柄では、招商銀行(03968)、中国工商銀行(01398)、中国銀行(03988)など本土銀行株が安い。電力会社の華潤電力控股(00836)、石炭大手の中国神華能源(01088)、海運の東方海外(00316)、オンラインゲーム大手のネットイース(09999)なども売られた。半面、太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、家電大手の海爾智家(06690)、医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)、生活関連アプリ運営大手の美団(03690)などが買いを集めた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.29%高の3496.49ポイントと反発。海爾智家、同程旅行(00780)、美団、小鵬汽車(09868)、ビリビリ(09626)が上昇率上位。半面、快手科技(01024)、平安健康医療科技(01833)、理想汽車(02015)、阿里健康(00241)などが下落した。


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