昨日(2024年9月3日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は1日を通して円高の展開。
朝の豪ドル円は横ばいだったものの、それ以降は翌日未明にかけて円高が進みました。
ドル円と豪ドル米ドルがともに下落しており、これらを反映したと考えられます。
なお、日本でマネタリーベース、豪州で経常収支が発表されたものの、豪ドル円に特段の反応は見られませんでした。
また、植田日銀総裁が発言し、物価見通しが実現すれば引き続き政策金利を引き上げる趣旨が伝えられています。
本日(2024年9月4日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月4日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、100円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
また、97円台半ばにも、やや厚い買い注文を確認できます。
現在値付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、97円台後半から100円台後半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値よりも円安の範囲で発注されており、売り意欲の強さがわかります。
しかし、買い注文に比べると売り注文は数量が乏しいです。
積極的に売りたいトレーダーは少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年9月4日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年9月4日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス幅を広げ続け、この傾向は未明まで継続しました。
豪ドルはマイナス幅を拡大する展開で、深夜以降もこの傾向が続きました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年9月4日)の主な経済指標
10:30(豪州)4-6月期四半期GDP
22:45(カナダ)カナダ中銀政策金利
23:00(米国)JOLTS求人件数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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