NY株式サマリー(4日)=ダウ38ドル高と小幅に反発 S&P500は小幅続落

市場概況
◆ダウ平均: 40794.97 +38.04 +0.09%
◆S&P500: 5520.07 -8.86 -0.16%
◆NASDAQ:17084.30 -52.00 -0.30%

 4日のNY株式相場は高安まちまち。前日に8月5日以来の大幅安となったことで押し目買いが優勢となったが、金曜日の米8月雇用統計の発表を控えた様子見姿勢が上値の圧迫要因となった。独占禁止法上の問題で司法省が召喚状を送付したと報じられたエヌビディアが続落したこともハイテク株の重しとなった。前日に626ドル安となったダウ平均は235ドル高まで上昇後、38.04ドル高(+0.09%)と小幅に反発して終了。S&P500は0.44%高まで上昇したが、0.16%安と小幅に2日続落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合も0.56%高まで上昇後、0.30%安と2日続落して終了した。S&P500の11セクターは公益、生活必需品、不動産など5セクターが上昇し、エネルギー、素材、IT、コミュニケーションなど6セクターが下落した。ハイテク株はエヌビディアが1.66%安と続落した一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が2.87%高、クアルコムが1.28%高、ブロードコムが0.87%高となり、テスラは4.18%高となった。

 米10年債利回りは前日の3.844%から3.757%に低下(価格は上昇)。7月JOLTS求人件数が予想を下回ったことで米国債買いが強まった。米2年債利回りも前日の3.888%から3.760%に低下。一時、米10年債利回りを下回り、景気後退の兆候とされる長短金利の逆転状態が解消したことを好感する向きもあった。


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