ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円高で142円台半ば|夜以降に円高が進む(2024年9月11日)

FXレポート

昨日(2024年9月10日)のドル円動向振り返り

ドル円は円高が優勢。

日中のドル円は円安傾向で、上下動しつつ円安が進む展開でした。
夜に入ると一転して円高トレンドを形成し、この傾向は未明まで継続しました。
特段のニュースは報道されておらず、需給バランスの変化による値動きの転換だと考えられます。
夜に米10年債利回りが低下しており、この影響を受けた可能性もあります。

なお、日本でマネーストックM2が発表されたものの、ドル円に特段の反応は見られませんでした。
米国で主要な経済指標は発表されていません。

本日(2024年9月11日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年9月11日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月11日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、142円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、141円付近にも、特に厚い買い注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、141円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文の模様です。
また、144円付近にも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年9月11日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円そしてユーロドルです。
豪ドル米ドルとも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年9月11日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
日中の円はおおむねマイナス圏で取引され、夜に入るとプラス幅を拡大しました。
ドルはゼロを中心に上下動し、この傾向は未明まで継続しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年9月11日)の主な経済指標

15:00(英国)7月月次国内総生産(GDP)
21:30(米国)8月消費者物価指数(CPI)

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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