ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円高で141円台後半|米PPIが前年同月比で市場予想よりも低い(2024年9月13日)

FXレポート

昨日(2024年9月12日)のドル円動向振り返り

ドル円は最終的に円高。

日中のドル円は緩やかな円安でした。
米10年債利回りが徐々に上昇しており、この影響を受けた可能性があります。

夜に入ると米国でPPI(卸売物価指数)が発表され、前年同月比で市場予想より低い値が示されました。
米10年債利回りは低下で反応し、ドル円も円高が進んでいます。
その後、円安方向に持ち直したものの、未明に円高に転じて取引を終えました。

なお、田村日銀審議委員が発言し、物価目標実現の確度は引き続き高まっている旨が報じられています。

本日(2024年9月13日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年9月13日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月13日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、141円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、140円付近にも、特に厚い買い注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、144円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、145円付近にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にも弱めのレジスタンスラインがあり、これが注目されている可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年9月13日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはユーロ円、弱い相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年9月13日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はプラス圏に浮上する場面があったものの、おおむねマイナス圏で上下動しました。
ドルはゼロを挟んで上下動し、日付が変わる頃からマイナス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年9月13日)の主な経済指標

18:00(ユーロ)ユーロ圏鉱工業生産指数
23:00(米国)ミシガン大学消費者信頼感指数

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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