昨日（2024年9月16日）のドル円動向振り返り

ドル円はやや円高。

午前中から夕刻にかけてのドル円は、先週の流れを引き継いで円高の展開でした。
140円を割り込み、円高が進んでいます。
夜に入ると円安に転じ、日付が変わる頃までこの傾向が続きました。
米10年債利回りが上昇に転じる場面があり、これが影響した可能性があります。
深夜に値動きが落ち着くと、そのまま取引を終えました。

なお、ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表され、市場予想のマイナスに対して結果はプラスでした。
発表後のドル円は円安方向に進んでいます。

本日（2024年9月17日）のドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2024年9月17日7時のもの。）

「オーダーブック」を見ると、141円付近の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、139円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、141円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、143円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これを意識した注文の可能性があります。

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2024年9月17日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2024年9月17日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はカナダドルです。
日中の円はプラス幅を拡大し、夜に入ると一転してマイナス幅を広げました。
ドルは夜にかけてマイナス幅を広げ、その後は安定的に推移しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週のドル円の注目材料

16日（月）21:30（米国）9月ニューヨーク連銀製造業景気指数
17日（火）-（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）１日目
17日（火）21:30（米国）8月小売売上高（前月比）
17日（火）21:30（米国）8月小売売上高（除自動車）（前月比）
17日（火）22:15（米国）8月鉱工業生産（前月比）
17日（火）23:00（米国）9月ＮＡＨＢ住宅市場指数
18日（水）8:50（日本）7月機械受注（前年同月比）
18日（水）8:50（日本）7月機械受注（前月比）
18日（水）8:50（日本）8月貿易統計（通関ベース、季調前）
18日（水）8:50（日本）8月貿易統計（通関ベース、季調済）
18日（水）18:00（ユーロ）8月消費者物価指数（ＨＩＣＰ、改定値）（前年同月比）
18日（水）18:00（ユーロ）8月消費者物価指数（ＨＩＣＰコア指数、改定値）（前年同月比）
18日（水）21:30（米国）8月住宅着工件数（前月比）
18日（水）21:30（米国）8月住宅着工件数（年率換算件数）
18日（水）21:30（米国）8月建設許可件数（前月比）
18日（水）21:30（米国）8月建設許可件数（年率換算件数）
18日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）、終了後政策金利発表
18日（水）27:30（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、定例記者会見
18日（水）29:00（米国）7月対米証券投資
18日（水）29:00（米国）7月対米証券投資（短期債除く）
18日（水）30:30（ブラジル）ブラジル中央銀行政策金利
19日（木）-（日本）日銀・金融政策決定会合（１日目）
19日（木）-（南アフリカ）南アフリカ準備銀行（中央銀行）政策金利
19日（木）7:45（ニュージーランド）4-6月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前年同期比）
19日（木）7:45（ニュージーランド）4-6月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前期比）
19日（木）20:00（英国）イングランド銀行（ＢＯＥ、英中央銀行）金利発表
19日（木）20:00（英国）英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）議事要旨
19日（木）21:30（米国）9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
19日（木）21:30（米国）4-6月期四半期経常収支
19日（木）21:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
19日（木）21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
19日（木）23:00（米国）8月中古住宅販売件数（前月比）
19日（木）23:00（米国）8月中古住宅販売件数（年率換算件数）
19日（木）23:00（米国）8月景気先行指標総合指数（前月比）
20日（金）-（日本）日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
20日（金）8:30（日本）8月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品・エネルギー除く)（前年同月比）
20日（金）8:30（日本）8月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く)（前年同月比）
20日（金）8:30（日本）8月全国消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
20日（金）15:30（日本）植田和男日銀総裁、定例記者会見

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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